2/16(土)普通の日記

■練習
朝は遅刻でランフィールド練習会へ。クラブの練習が走り始めてから到着したため今日は1人で走ることにする(確信犯的にマクドナルドで朝食してたのだけど)。このところ練習量は南極レース前の半分になっていて自分の自信のよりどころになっていた耐久力にかなり疑問が出始めている。しばらく自分のベストを目指すようなレースから離れるつもりなので、それでかまわないのだが。それでも来週の東京マラソンはどのくらいのタイムを目指して走ればよさそうか、さらにその2週間後の伊豆トレイルジャーニーは現時点でのベストは尽くしたいため、そこに向けての練習でもある。あまりきつくない程度のペースで走り始めると1km4分程度のペースだったため、給水なしで30kmを一気に走りきってみた。タイムは2時間2分26秒と1km4分5秒ペースになった。終わりのほうは少しきつくなったが、もう少しの間ならこのペースで走れそうだったし思ったよりもいい状態で2つのレースを走れそう。東京マラソンも3時間は切れるんじゃないかな。

■大学時代の恩師に南極レース報告
16時に新宿で待ち合わせ。お店はちょっと早いけど食事にしてしまおうということで、とんかつ屋に入る。師匠は私が研究室でご指導いただいていたときに還暦を迎えられたので現在77歳。大学を退職した後も仲間とちょっとしたビジネスをしたりとても活動的だったが、今は高齢者が元気に楽しく暮らせる活動作りをボランティアでおこなっている。活動趣旨が「やってみよう、見てみよう、調べてみよう」というのが先生らしい。「オレも高齢者なんだけどな(笑)」と言っていますが。

研究室での印象深い思い出が2つある。1つは実験が予想通りの結果が得られずがっかりしている私に「この方法でうまくいかないことがわかったからいいんじゃないか。なぜ失敗したデータを大切にしないんだ」と言われたこと。もう1つは「こんなことできないかな?」と実験器具をいたずらに使って器具がおかしなことになってしまったときに報告しに行ったら(当然かなり怒られると思っていた)「どうしてそういう結果になったのか一緒に考えてみよう」とまったく怒られなかったこと。これらのことは今でも私の教訓であり、先生は私が人間として目指すお手本になっている。

とんかつ屋を出てから先生が「甘いものが食べたい」というので甘味処でクリームあんみつを食べてから別れました。

■アタカマ・クロッシング壮行会
20時渋谷。小野さん・黒澤さん・佐々木さんの壮行会がおこなわれた。レースは3月3日から9日まで。この手のステージレースに日本からの参加者では初めてのチーム戦で出場する。チーム登録した出場者はレースのコース上では常に行動を共にし25m以上離れてはいけない。チーム登録で出場する選手は多くないが(今回は4チーム)その中で1位(きちんと表彰もある)を取るべく準備を進めてきた。そんな彼らの壮行会。

チーム戦のポイントは誰かが調子が悪くなったときにいかにサポートして前進するかだが、壮行会のプレゼンテーションでは彼らが今までの砂漠レースで見てきたチーム戦の進め方の紹介もあり、心構えやチームワークもまったく問題なさそう。順位のみではなく、自分ががんばればいいだけではないチーム戦の醍醐味も帰ってきたら報告してくれることだろう。

今日もすばらしい刺激を頂きました。

        
 

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