9/14(日)白馬トレイルランニング(ロング50km)に出場

長距離のトレイルランニングレースに出場すると毎回気持ち悪くなって歩いてゴールを目指すとか昼寝付きとかで、いまいちレースのスピード感を楽しめないので(気持ち悪くならない程度に)短めのレースに出てみようの第二弾。前回の6月の菅平42kmはだいたい完走者の上位1割くらいで完走できた。男子348人中42位、6時間6分28秒。今回も目安としてはそのくらい。菅平は突込み気味で後半はだらけたけれど、今回はあまりだらけないように抑えて行くつもり。

コースのレイアウトは細かい登り下りはあっても大雑把には3つの大きな山を越えるだけなのでわかりやすい(八方尾根、岩岳、嶺方)。2つめの山(岩岳)を登りきったところが18kmなので、そこまではあまり疲れないように行きたい。スタートしてまもなくジャンプ台の脇から八方尾根の登りに入る。がんばっていないけど肩が痛い。アップなしで高い負荷がかかると上半身が痛くなることがよくあるので痛みが引くまではのんびり行くことにする。周りの人はみんな元気なのでどんどん抜かされて行く。

八方尾根の下りに入ってすぐにたかさん(女性の実力者、年齢も同じ)に抜かされる。下りが得意らしく歓声を上げてあっという間に行ってしまった。たかさんとはUTMFなどで同じレースに出たことはあるが、足元にも及ばない結果しか出したことがない。ただ今回は内臓の心配をあまりしなくていい距離・時間のレースなのでそこそこ近い範囲で走れるのでは?と考えていた。八方尾根を下りきり平らなトレイルになるとたかさんの背中が見えてきた。自分は他のトレイルの人に比べると平地が得意だし(笑)肩の痛みもなくなったので少し加速してたかさんを抜かす。国道沿いのロードでも先行する人をけっこう抜かした。
岩岳を登りはじめるところで集団ロスト。登り口のコーステープを探して5~10分ほどうろうろしてから正しいコースを大集団で登り始める。周りの人はロストに苛立っているのかペースは加速。また大勢に抜かされる。しかしたかさんは落ち着いてペースを守っている様子。自分よりも少し後ろにいる。さすがだ。岩岳山頂でなぜかすでに脚が痛い。まだ3分の1くらいなのに。エイドの蕎麦2杯とレッドブルを飲んで出発。たかさんもすぐ後ろから来ている。岩岳の急な下りに入るとたかさんの歓声が後ろから迫ってきて抜かされ、またあっという間に行ってしまった。急な下りが終わった後のロードで再びたかさんを抜かす。その後の軽いアップダウンの走れるトレイルはかなり脚が疲れてしまい流し気味。国道のロード沿いのエイドでたかさんと一緒になる。走れるトレイルが続いた区間でたかさんに追いつかれたということは、そろそろ前を走るのは限界か?
しかし、しばらくロードが続いたら先にエイドを出たたかさんに追いついてしまったので前に出る。ロードは自分にとってはボーナスステージ状態で面白いように先行する人を抜かすことができる。最後の山の登りに入ると吐き気がして前のエイドで飲んだものを吐き出してしまうが、なんとかそのまま走れるレベル。登りもペースは落ちたけど後ろから人が近づいてくる気配はないし、前に追いついて行く感じ。みんなつらいみたいだ。最後の山を登りきって下りに入る。たかさんがいつ来るかと思っていたらそれなりに降りたところでやっぱり後ろから歓声が聞こえてきた。やっぱり簡単に抜かされたが、今回は割と背中が見える範囲で走れている。山を降りてからゴールまでは平らなロードがあるはずだからもう一度前に出れるかもしれないと思う。
最後のエイドをたかさんの背中が見える状態で出発。すぐにロードに出た。「勝った!」と思った(爆)「両足攣ったー!」っと言うたかさんを抜かし、油断ならないので必死で逃げる。ついでに前の人を2~3人抜かしてフィニッシュ。男子470人中41位、6時間47分59秒。上位1割以内にも入れたし、走りきれたので楽しかった。自分にはこのくらいの距離が一番楽しいのかも。
特にたかさんと勝負していたわけではないのだが、何度もコース上で顔を合わせるので後半はたかさんとの距離が気になって仕方がなかった。抜きつ抜かれつしながら周りの人をどんどん抜かしていた気がするし(たかさんには何度も抜かされたけど、それ以外にはあまり抜かされていない)。前の人を抜かしても順位を上げるという意識ではなく、走れる(平らな)ところでたかさんとの距離を開けておかないと次の下りで千切られると思っていたし。結論としては「勝負に勝ってトレランで負けた」感じだった。

あとはやっぱりレースを意識した個人トレラン(負荷高いやつ)をしないと脚が持たない(痛い)なーと思った。前回の菅平から進歩なし。

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