Everest Trekking 2019

ゴラクシェプ(5190m)〜カラパタール(5545m)〜ゴラクシェプ(5190m)〜エベレストBC(5364m)〜ゴラクシェプ(5190m)

夜はよく眠れた。標高は上がっているが昨日より体調はよい気がする。昨日から一度にたくさん食べれず少食だが、ビスケットを買っておいた。昨日の夜から高山病の薬のダイアモックスをもらって朝、夕に半分ずつ飲むことにした。今日もゴラクシェプ泊なので最小限の荷物でかつ私の荷物はナビンさんに預けて空身にする。カラパタールはがっつり登りなので今日はポールを使う。自分の荷物はカメラとポールのみ。

今日はwifiもSIMも接続できてなくビピンさんに聞いてみたらソーラーパワーだから8時くらいに日が当たり始めないと起動しないという。昨日の夜はしばらく使えていたのである程度は蓄電されているようだ。

8時過ぎにゴラクシェプを出てすぐに登り始める。急斜面トレイル〜ゆるトレイル〜最後は岩場。ゆるトレイルあたりからエベレストがよく見えるようになった。ゆるトレイルから少し離れたところには広い平らな場所があり、ヘリコプターの遊覧飛行が着陸して観光客がエベレストを見て写真を撮っていた。先頭を歩かせてもらい調子良くカラパタール到着。ちなみにビピンさんが言うには、お客さんによってはガイドが先頭を歩くべきという人も多いのでそんな感じになるだけで先頭歩いてもらっても構いませんよとのことだった。

カラパタールはエベレストのビューポイントとしてみんな登りに来るが、もちろんエベレストも見えるけど、目の前にあるプモリ(7161m)がとても迫力があってよかった。あとは中国との国境がかなり近く、そんなに遠くない山も実はネパールではなく中国(チベット)の山だったりした。カラパタールで写真を撮りまくって下山。帰りは脚を止めずに1時間かからず(45分くらい?)ゴラクシェプに12時ごろ到着。

調子はいいので昼ご飯を食べてからエベレストBCに行くことにし13時30分出発となった。中途半端に時間があるが、部屋に戻ってもやることがないのでテーブルにうつ伏せになって目を閉じて目を休ませた。

14時ごろ出発。遅れたので帰りは日没になるんじゃないかと思った。それも楽しいと思うけど。氷河の上を吹いてくる風が砂埃を巻き上げて時々風に背を向けて待機。けっこう寒くて体力失った状態で来たら低体温症になりそう。思ったより早く15時30分ごろエベレストBCに到着。エベレストBCの周辺は一見岩と砂地に見えるが、すぐ下は氷で段差ができているところは氷が露出している。素手で触ったり叩いたりした。すべすべでとても硬い。寒いので(あと日没前に帰れたほうがいいので)写真を撮りまくって早々に撤収。でもエベレストBCに来ていたグループの中で最後尾の撤収になった。

帰り道で先発のグループをどんどん抜かしてハイペース。先頭を行くビピンさんが速い。平らなところでも息が乱れるようになったので無理してついていかないようにした。ついていけるけどロブチェの時のように夜体調を崩すと嫌なので。ゴラクシェプの近くで子供が動けなくなってガイドさんに背負われて連れて行かれていた。16時30分過ぎにゴラクシェプ戻り。

ビピンさんたちとポップコーンやプリングルスをつまみながら夕食の時間を待ち、夕食や明日の朝食の注文まで済ませる。食堂で誰か毛布に包まってソファーに寝かされていたけど動けなくなった子供じゃないかなと思った。19時過ぎに就寝。寝るの早すぎか?と思ったがロブチェの件以来とにかく長く寝る時間を確保したくなっていた。トイレに6回くらい目を覚まして、トイレ〜何か飲むのローテーションを繰り返して6時半まで寝ていた。 体調良かったから楽しかったけど、けっこう登ったり降りたりで疲れた。