Sahara Race Namibia 2016

3人合流・プチ砂漠ラン

朝6時ごろ目が覚めたため仕事をする。ちょうど日本は午後だったのでメールをすると関係者からすぐに応答が来る。GW明けに少し忙しい作業が入るため情報整理など下準備は少しでも進めておきたい。朝8時にゲストハウスの食事スペースで朝食にする。ビュッフェ+オーナーが卵とベーコンを焼いてくれた。朝食を取っているのは私1人。宿泊者も自分の他に1~2名しか見ていない。宿の予約をしたときに到着日だけ夕食付にしていたが昨日はオーナーも忘れているようだったので、昨日忘れていることと代わりに今日の夕食を作ってくれないかお願いした。何が食べたいか聞かれたのでライスとチキンをリクエストする。他に宿泊者もいなさそうだし、私のためだけに夕食を作ることになるんだろうな。

9時30分ごろゲストハウスを出発する。まずは街と反対側へ行き砂漠の風景を見てみる。ゲストハウスからすぐのところに橋がありそこから先は街ではなく砂漠。橋には車道と段差のある歩道のようなものが付いている。橋の向こう側には砂丘が見えているが、橋から先は車の通行は多いもののとても人が歩いて立ち入る場所ではないように見える。そのため橋の街側(スワコプムント)から砂漠の写真だけ撮って引き返した。

昨日写真撮影したビーチのほうをまわってツアー会社に向かう。昨日は午後から写真を撮りに出たため海の写真は逆光が多かったが午前中なら順光で撮れるためもう一度。時間をかけずにさらっと撮って街の中心部へ。ツアー会社のオフィスに行くと誰もいなくて鍵がかかっている。明日のサンドウィッチハーバーのツアーがきちんと予約成立しているのか確認しておきたい。周辺には土産物屋がたくさんあり観光客もぱらぱらといる。あちこち店を見て歩きながら時々ツアー会社の様子を見るが誰もいない。お土産としてよさそうな、誰にあげると決めたわけでもんく自分がいいと思ったものをいくつか買ってゲストハウスに戻る。

若岡さんからメールが来ていてトラブルはあったがスワコプムントに着き暇になったので合流しませんかとのこと。15時にわたるさんとSTRANDホテルで待ち合わせているので、そこで待ち合わせてツアー会社を見に行きたいので一緒に行きましょうと返信する。日本から持ってきたインスタントラーメンとフリーズドライで昼食にして少し休憩してから再出発。街はずれのゲストハウスからSTRANDホテルまでは1kmくらい?街の中心部を通りツアー会社の様子をもう一度見ていくことにした。今度はオフィスが空いていたため名前を伝えて予約を確認する。きちんと予約ができていて自分とわたるさんのそれぞれのホテルでのピックアップもOKだった。若岡さんの個別予約も確認でき同じグループでサンドウィッチハーバーに観光に行ける。

STRANDホテルで合流し近くの海辺のカフェでお茶。日向は暑そうと日陰を選んだが日陰+海風が寒い。ナミビアの少なくとも海のそばは日差しがあれば暖かいがどちらかというと寒い砂漠のようだ(そういう季節というだけだと思うが)。若岡さんもかなりがんばっているランナーで走力は自分と同じくらいはありそうだった。アタカマ砂漠やブラジルのジャングルも走っていて、今はユーコンに興味があるそうだ。今回のナミビアに出場する北田さんも寒冷地レースに出たいと言っていたし、次は極寒ブームが来るかもしれません。砂漠も自分が続けて出ていたころは日本人は少なかったけれど数年ですごく増えてすでに砂漠を走る人は珍しくなくなっている。

わたるさんがこれから走りに出かける気満々だったのでお茶した後一緒に走ることにする。わたるさんはヨハネスブルクの動物園でキリンに足を蹴られて痛いと言っている。3人で私の宿泊しているゲストハウスまで走り荷物を私の部屋において身軽になって砂漠へ向かう。朝遠慮したゲストハウスの近くの橋を渡ると砂丘地帯。ゲストハウスから1km、朝ランでも気軽に来れる砂漠だ。3人で写真など撮ってしばらく遊んでから街の中心部へジョギング。

今回のレースは防寒着の指定などもあり荷物があまり小さくならなかったので2人に荷物の大きさや重さがどうなったか聞いてみたら、わたるさんは相変わらず20リットルで6kg、若岡さんも28リットルでサイズはそこそこだが6kgちょっとだった。まじですか!自分は32リットルぱんぱんで8.1kgでしたが!スーパーに立ち寄ってから解散。わたるさんはSTRANDホテルに宿泊している何人かで夕食に行くそうでお誘いされたが昨日のゲストハウスの夕食を今夜に回してしまったので、しかも自分の食べたいものリクエストなので、ゲストハウスに戻らなければいけない。残念!オリックスを食べにいくとか!?

ゲストハウスに戻って夕食。量が多すぎて半分しか食べることができませんでした(すみません!)。それからわたるさんと若岡さんの荷物の話を聞いて少しくやしかったので軽量化祭りを始める。ビニール袋の1枚1枚まで検討し、動画はデジカメで少しにしてGoproは今回はあきらめるか!と思い、今までの砂漠レースでのミニマムな状態にする。デジカメと自撮りのためのミニ三脚は持つが削れるところは削ってたぶん500グラムは減らせた感じ。7kg台前半に入ったくらいの状態でスタートできると思う。もう自分は「競争する!」というレースはもういいやと思っていたけど、最後の砂漠でちょっとだけ意地を見せよう(笑)