Sahara Race Namibia 2016

ナミビアへ

11時30分に自宅を出発する。12時にたまプラーザから成田行きのバスに乗る。13時50分に成田空港第2ターミナルに到着。 15時ごろトラ山さんが見送りに来てくれるので、それまでの間ベンチに座って客先から問い合わせのあったプログラムの確認作業を進める。 するとGPSトラッキングシステムのほうでも緊急のメールが。端末手配担当の手違いで端末の識別コードの登録がずれているとのこと。 このGPSトラッキングは私がナミビアでレース中に使われるものなので、先行してシステム設定をしておいたのだが端末手配側と情報がずれてしまった。 15時近くになっていてもう移動しなければいけなかったのでナミビアに着いたら対応すると伝える。

飛行機は予定通り17時ごろ出発。香港には20時30分ごろ到着(香港時間なので日本は+1時間)。21時過ぎに乗り継ぎ便の搭乗ゲートに到着。wifiが繋がり搭乗時間まで2時間あったので GPSトラッキングシステムの問題の対処に着手。メールの向こう側に(リアルタイムで)全体統括の人(ロゲ協会だけどw)がいたのでメールのやりとりをしながら、 搭乗時間30分前にデータの修正完了。でも搭乗時間は遅れて24時くらいになった。あまり遅れるとヨハネスブルクの乗り換え時間がきつくなるのでちょっと心配。

飛行機に乗り離陸後は急に眠くなって眠ってしまった。乗った時に飛行機で夕食と軽食と朝食のメニューが書かれた紙を渡されていたのですぐに夕食が来るはずと 思っていたが一瞬落ちたら1時40分になっていて夕食っぽい香りが機内に漂っているが片付けられた後。そしてすぐに消灯になった。 しばらく窓の外を眺めていたらすごい夜景が見えてきた。どこかと思ってモニターで地図を確認したらバンコクだった。 次に目を覚ますと8時40分(まだ時計は香港時間)。あと4~5時間でヨハネスブルクに着くはず。乗る前は13時間飛行機かと気が重かったが爆睡できたのであまり退屈せずに済みそうだ。 飛行機の隣の席は日本人でアウェーの路線で隣が日本人は珍しいなと思っていたら、添乗員付きの団体ツアーが乗っていて日本人がたくさんいた。 ヨハネスブルク着陸時にヨハネスブルク時間に直して(香港から-6時間)朝の7時。

国際線乗り継ぎ(入国しない)にパスポート見せてチェックを受けるゲートを通り、乗り継ぎ便カウンターでナミビア航空のチケットを受け取って搭乗ゲートへ行く。 8時30分くらいに搭乗ゲート到着。ウォルビスベイ行きは9時35分発で、搭乗ゲートから飛行機へはバスに乗っていく。 バスに乗って飛行機へ着くと飛行機小っさ!乗れる人数は大型バスと同じくらいではないか? 機内にはモニターがないので緊急時の酸素マスクの使い方などCAさんが前で実演してくれるアットホームぶりだった。 機内で朝ごはんが出てそれからまた爆睡。目を覚ますと着陸態勢に入ったところで時計をナミビア時間にする(ヨハネスブルクから-1時間。日本から-8時間)。 ヨハネスブルクからウォルビスベイまでは2時間30分ほど。 窓の外は完全に砂漠。空港に着陸しても360度砂漠で大きな砂丘が見えている。今までの砂漠でも空港からここまで見事な砂漠は初めてだ。

空港からスワコプムントまでの40kmくらいの車移動は今回のレース参加者のうちの2人とシェアしてもらっている。そのうちの1人は13時過ぎに着くため2時間ほど待つ必要があった。 しかし入国するとサハラマラソンとカタカナで書かれた紙を持っている人がいたので話しかけてお迎えの支払いをした。 あと名簿を覗き見したら自分の名前のところに5/8の帰国のピックアップのホテルがDesert Villa(最初に宿泊するホテル)になっていたのでStrandホテルに訂正しておいた。 本当はStrandでもなくSuwakopmundホテルなのだが日本の代理店から帰りのピックアップはStrandホテルピックアップの人に混ぜてもらうと聞いていたため Strandにしておいてそっちのグループに合流したほうがいいだろうと思った。代理店に「Strandホテルピックアップでいいです」とメールしておいたけど伝わってないみたい。

同じ便に乗っていた人と2人揃ったところで、後の1人を待たずにスワコプムントに輸送してくれるらしい。後の1人はもう一度ピックアップに来るとのこと。 車の中で一緒になった人(池辺さん)から「砂漠のレースに出るの何回目ですか?」と聞かれて「5年ぶり5回目くらいかな」と答えると「ご、5回!?」と驚いていた。 名前を交換したところで「友達が(レース参加者名を見て)日本人だったら樺澤さんが一番だろうって言ってました!」と言うので、飯野航の変態ぶりを語っておいた(笑) 初めての砂漠レースで荷物が大きくて重いと悩んでいる風だったがレース集合前のホテルは別々なので途中でお別れ。話を聞いた感じでは食料が多すぎる気がしたが個人差も大きいので具体的なアドバイスはできないな。

送迎が早くなったので予定外に早くホテルに着いたが(本来はチェックイン時間前なのだが)チェックインできた。 出国からまったくお金を使わず(買い食いせず)に一気に来たけれど、出国から30時間で機内食は、 夕食(香港行き) 夕食(ヨハネスブルク行き)=>爆睡して食べれず 朝食(ヨハネスブルク行き) 朝食(ウォルビスベイ行き) で3食だった。1食スキップしてどうかなと思ったけれどなんとか持った。朝食2連発で助かったな。あと出発直前にトラ山さんにおごってもらったミニ天丼セットも。 あれがなかったら超空腹だったはず。