Everest Trekking 2019

デブチェ(3820m)〜ディンボチェ(4375m)

7時に起床。昨日は20時30分ごろシュラフに入ったが、何度か目を覚ましてトイレに行ったが朝まで寝てしまった。室内温度はマイナス3度になりトイレに行くためにシュラフから出るのは、ちょっとした勇気が必要だった(何度かためらってからやっと出ていく感じ)。思い切って出てしまえばどうってことないんだけど。明け方起きたときにタオルが凍って板になっているのを見つけたので防水袋に入れてシュラフの下に敷いて柔らかくした。それから朝着替えやすいように歩く服装を袋に入れてシュラフの中に入れて温めておいた。 7時30分から朝食。8時30分出発。2日前に洗って生乾きだった衣類も室内に吊るしておいたら凍って硬くなっていたのでザックの背面に付けて歩くことにした。

外に出ると昨日と変わってとてもいい天気。晴れの日がしっかりあれば昨日のような曇り空も、これはこれでいい雰囲気と受け入れることができる。絶景を見ながら黙々と歩きパンボチェのロッジでお昼休憩。ガーリックスパゲッティを注文したが、少しべちゃっとした感じ。標高が高いからパスタ茹でるのは厳しくなっているなかなと思った。標高の高いところではフライドライスとかのほうが無難かもしれない。

12時30分にパンボチェ出発。今までは行く手の方だけ高い山が見えていたのが、全方位6000mを超える山になってきた。正面がエベレスト、ローツェ。右がアマダブラム。左がタワツェ。後ろがカンテガ、タムシェルク。持ってきた3タイプ(スマホ入れると4つ)のカメラで撮影しまくり。ガイドさんがペースメイクしてくれて、荷物も持ってくれて負荷が軽いから、いろいろ考えながら撮影する余裕がある。

14時過ぎにディンボチェのロッジに到着。直射日光があるうちに水分のついている装備を少しでもいい状態にするため、シュラフも含めてロッジの物干しやテーブルの上に広げた。Ncellの電波が完全になくなったのでEverest Linkのユーザー/パスワードを購入。これで各ロッジでwifiを利用できるようになった(各ロッジは衛星回線で通信)。もっと上のゴラクシェプ(標高5000m以上)に行くと、またNcellのアンテナがあるらしいけど。Ncell恐るべし。 明日はディンボチェ停滞で軽い散歩に行くそうです。散歩といっても「明日はあそこに登ってみましょう」と指された先はかなりの登りですが。

夕方、PCの充電をお願いしたら、今日はもうできないとのこと。ソーラー充電なので日が沈むとできないとか。この先もそういうところが多そうなので電気の使い方を考えないといけない。午後ロッジに着いてから日没までのわずかな時間しか充電できない上にソーラーだとPCはもう使わないほうがいいかもしれない(ただの重りに。。。)。間の悪いことに、今モバイルバッテリーが空っぽになってる状態。昨日充電しておけばよかった。

晩御飯はフライドライスとチキンスープにした。やっぱりフライドライスなら標高の影響は感じない。低いところでパスタやヌードルを食べて上がってきたらフライドライスやピザがいいと思う。