9/23(金)PART2:UTMFスイーパー


箱根トレイルの下見のあと、温泉に入って食事をしてリフレッシュしてから朝霧へ。UTMFのA2(本栖湖)からA3(麓)のスイーパー(レースの最後尾を進む役割)をおこなう。UTMFは大雨のためスタートが2時間遅れA3でフィニッシュ(コース短縮)になっていてスイーパーの集合も2時間遅れの21時30分になっていた。車をA3においてA2まではジョギングで移動しスイーパーのあとすぐに車で移動できるようにしようと考えていた。車移動が意外と時間がかかり、A3麓から場所が変更されたA3道の駅朝霧に19時40分到着。準備をしたら20時出発になると思いジョギング移動をやめて車に積んできたMTBでA2本栖湖に向かうことにする。A2までは15km近くあるため1km6分とすると道を迷わなくても21時30分ちょうど到着になってしまう。真っ暗な道で登りが多そう箱根で21km走ってきた後なので、もし時間に追われてがんばって走ることになってしまうとスイーパーのときに使い物にならなくなってしまうかもしれない。

MTBで国道を走り選手が走るコースと重なることもありすれ違いながらA2本栖湖まで行く。21時前くらいにA2本栖湖に到着。スイーパー用の荷物を受け取り出発の準備をする。MTBはA2本栖湖に置きっぱなしにしてスイーパー終了後に車で回収することにする。ただヘルメットとバイクシューズはザックに背負っていくため大きな荷物になった(紛失すると痛いので)。ちなみにUTMFでは他の山の植物を持ち込まないように装備を洗浄して持ち込むことが求められているため、昼間箱根を走った装備とはすべて別のものに入れ替えている。帰ってからの洗濯祭り(2セット)が大変そうだ。

22時30分にもう一人のスイーパー中山氏と2人でA2本栖湖を出発。ロードを走り出し「160km走るつもりの人が集まっていて、レースが50km足らずに短縮されているんだから、A2からA3くらい普通に走ってすぐ終わるでしょ」と舐めていたが、出発してすぐに最後尾の選手を捕らえる。やっと歩いている感じで残念ながらA3まで3時間ほど徒歩の旅になりそうだった。幸い雨は小降りになり風もなく気温はそこそこあるので寒くはない。のんびりでも歩いていればフィニッシュはできるだろう。最後尾の選手はシンガポールからやってきた中国人。残りの距離はどのくらいか、A3からはどうやって帰るんだ、など頻繁に聞いてきて、中山氏と私の微妙すぎる英語力でなんとか対応。トレイルはどろどろの田んぼ状態で「こりゃレースする状態じゃないや」と思えるものだった。先頭のほうはましな状態で通過したと思うが1000人以上に踏み荒らされた泥の道は普通に歩くのも困難だった。予定通りA3道の駅朝霧に3時間かけて1時30分ごろ到着。

車でMTBを回収し中山氏を河口湖に送る。さすがに眠くなったので大池公園の駐車場に車を停め一眠りしてから帰宅することにした(UTMFが続いていれば翌日わたる氏の応援にまわろうと思ってMTB持ってきていたんだけど)。目を覚ますとすっかり明るくなっている。帰ろうとしたときに車のワイパーに紙が挟まっているのに気が付き見てみると、れなっちのお友達から「帰りに車に乗せていってもらえませんか」とのお手紙(笑)書かれていた番号に電話をして合流。中山氏に仮眠してから帰るらしいと聞いたとのこと。160km以上走るレースに出て50kmで打ち切り(多くの人は深夜にレース終了)になったので交通・宿泊難民がかなり出ていることだろう。

なお翌日12時にスタートしたUTMFのハーフ部門とも言えるSTYも大雨ですぐに打ち切りになってしまった。今年は雨が多くて巡り合わせが悪かったな。

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