8/30(日)木曽グレートトラバース100km

■木曽グレートトラバース100kmウルトラマラソン
長くゆっくり走る練習兼つぶれたところから復帰する練習として出場。出場のきっかけはお仕事経由?でお知り合いになった木曽の方からのお誘いで。私は100kmとか一気に長く走るのが苦手で(主に補給)気持ち悪くなって飲み食いできなくなり、昼寝をはさまないと完走が難しい。砂漠はトータルでは長くても1日ごとで見ると短いから大丈夫。とはいえ気持ち悪くなるのを少しでも軽くしたり、リタイアせずにもう一度持ち直すことはユーコンに向けての重要課題。

スタートのときは雨は小降りだったのでジャケットは丸めて腰に挟んでスタート。13kmのエイドまではわりと平らとはいっても普通のレースならアップダウンありくらいのレベル。前から20番目くらいの位置で気持ちよく走る。13kmのエイドを過ぎて長く厳しい登りに入ると「自分の力でこのポジションにいてはいけない」と歩かない程度に力を緩め後ろから来る人たちに抜かされるがままにする。10kmで800mアップくらいか?

雨は本降りになり標高が上がると風を受けるところも増えて寒い。動き続けていればなんとかというくらいだが一度着たジャケットは脱ぐタイミングがない。一度下って標高1200mくらいの開田高原を走る(小さいアップダウンは無数にあり)。53kmエイドにはお蕎麦があり空腹を感じ始めていたので「おかわりしてもいいですか?」と聞き、さらに「後ろの人の分なくなったりしないですか?」と確認を取りながら4杯も食べてしまった。いつもの「食べれなくなる」への挑戦として全てのエイドにある食べ物を食べてきているため、お蕎麦をがんがん食べれる状態なのがちょっと嬉しい。

地蔵峠への登りもゆっくりとだが走りきりその後は激下り。前半の激登りでは膝が少し痛くなったが、今度はその代わりに足裏がやられてきたのでそっと下る。買ったばかりのクッションたっぷりのシューズでよかった。まわりにはターサーJAPANの人とかいたけど。65kmのエイドでおにぎりを手に取りここで今回初めての吐き気。でもなんとか食べきる。

69kmのエイドはドロップバッグを預けてある場所。気持ち悪さが増して足が進まなくなってきたため休んでいく。ここで7時間30分で順位は61位。体の冷えを戻すこと(冷えて足が固まっちゃってる)と残りの30km確実に完走するために食事。ドロップバッグに魔法瓶にお湯とどんべえ天ぷらそばとコーンスープを送っておいた。毛布を借りて横になり、休み休み食べて完食。1時間ちょっとの休憩をしてから再スタート。歩いたり走ったりで少しずつ進むが歩きのほうが多かったかもしれない。登りでは歩きの人に抜かされていく歩きだったし。それでも残りのエイドでも置いてあった食べ物は食べたし、ウエストバッグに持っていた一口ようかんも全て食べた。いままでのウルトラマラソンの中ではありえないくらいの量食べれたのに、終盤は食べた分しか体が動いていない?という感覚あり。みんなはなんでエネルギーが足りているのか?今日は寒かったから特に消費が大きかったのか?

13時間50分20秒(209位完走者273名)で完走。今回は特にタイムはどうでもいいけど自己ワーストだった。長くて、寒くて苦労した分ゴールしたときはやっぱり嬉しかった。たくさん食べれたし。フィニッシュ後は、出場のきっかけになった木曽の方々とちゃんこを食べに行った。走った後はあまり食べられないかもと言っていたが、しっかり食べることができた。写真撮るの忘れた。今回はレース以外でも1枚も写真を撮っていなかった。

■その他

木曽の人たちは土砂降りの雨なのに外に出て早朝の場所も暗くなった場所も応援してくれていた。土地柄高齢の方が多いので風邪引いたりしないか心配になるほど。
ゴールまであと2kmと応援してくれているエリアが1km以上は続いていた。
平らな場所がほとんどないように思えるコース設定。それでもトップは8時間20分。速い人はどんなコースでも速い。
とあるエイドでコーラのコップを手に取ったらZEROのペットボトルが見えた。赤いやつにしてください。
とあるエイドで温かい飲み物ありますと呼んでいたので「温かいのください」と言ったらアクエリアスをやかんで沸かしていた。他のがいいです。
何人かの方にテレビで見ました握手してくださいと声をかけていただいた。大したランナーじゃないのに申し訳ないやらありがたいやら。

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