1/5(土)心が体に与える影響

南極レースが終わったあとすっかり弱体化しています。南極で最後に走ったのが11月29日。その後、3日間は南極からウシュアイアの戻りでほぼ3日間船で寝たきりでしたが、さらにその後の2週間はパタゴニア観光で毎日数時間は歩き回っていました。そのため体力は意外と落ちてなく帰国したらすぐに2月の東京マラソンに向けて復帰できると思っていたのですが実際は体力は落ちていたようです。当初走る予定にしていた別府大分マラソンは帰国前に心身共に準備が間に合わないと出場しないことにしていました。

帰国してから練習のお誘いがあり20km走をおこないました。前半10kmは4'30/km、後半10kmは4'00/km。私にとっては無理のない範囲と思いましたが最後のほうは体中痛い。それでも意外と走れるなと思っていました。しかし、その後がよくなかった。それ以来2時間or20km走ると膝や腰が痛くなってしまいます。今は数日に一度2時間or20kmを走り少しずつ体力を戻しているところです。昨日はやっと5'00/kmで24kmまで走れました。

今まで故障したり、最近だと南極前に捻挫して3週間ほど走れなかったりしたのに(その間は自転車漕いでいた)、その2~3週間で体力が落ちたと感じることはありませんでした。しかし今回は何かが違う。それは目的意識の差かなと感じています。南極レースが終わったらレースは一区切り(終了)と考えてこの数年間過ごしていて、南極で目標を達成したので、この後に「どうしても達成したい」という目標がありません。レベルは遙かに違うけどオリンピックが終わった選手が引退する気持ちが今ならわかる気がします(笑)そんな状態では体も急いで戦闘準備をしなくてもよいと思っているのかもしれません。

といっても高倍率の東京マラソンを走れるのだし、さらに先を見れば10月にX-Adventureという4日間のアドベンチャーレースに出場する予定なので、ぼちぼち体を整えていきます。

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