Virtual6633 2021

早めに朝食を食べて7時20分ごろホテルをチェックアウトし青森から新青森へJR奥羽線で移動。8時にレンタカーを借りに行く。 レンタカーは1日で3500円と安いので車は動けばなんでもよいと思っていたが、外見も内装もぴかぴかだった。 イグニスというハイブリッドカーで、ハイブリッドカーだとむしろレンタル料金が高くなるイメージだったので意外だった。

カーナビを龍飛崎に設定して国道280号に入る。国道280号に入ってしまえばほとんど一本道なのでナビは特に必要ない。 走る視点でコースを見ていったが、青森を出ると歩道はほとんどなく、少し路肩が広いかなくらい。それも除雪で埋まっていたり、途中のちょっとした峠では凍結防止として路肩からスプリンクラーで散水されているのでずぶ濡れになってしまう。お店も少なく80kmの間に4ヶ所程度と(スーパー1、コンビニ2、道の駅1)走るには条件が悪そうだった。

新幹線の駅「奥津軽いまべつ」、青函トンネル入口広場、津軽線の終着駅の三厩(みんまや)駅に寄り道した。フィニッシュの龍飛崎は観光地と思っていたが、シーズンオフなのか開いているのがホテル竜飛のみ。他にドライブインや食堂の建物もあったがよいシーズンが来るとオープンするのかわからない(冬季閉鎖らしい)。走って行ってホテル竜飛の部屋が空いてないとどうしようもなくなってしまう。実際に行ってみて青森駅で走るのをやめてよかったと思った。また、日本海側の国道339号竜泊ラインは冬季閉鎖になっている。国道339号の北端にあたる階段国道も凍結の恐れあり通行止めと柵がしてあった。わずかな区間でどう見ても雪はないように見えたけど、国の管轄なのでこの期間は閉鎖と決めたら状況に応じてオープン・クローズはできないのだろう。

階段を登って龍飛埼灯台に行くと津軽海峡をはさんで北海道がはっきりと見える。自分以外には観光客が2人だけいた。ホテル竜飛でランチ(一番高い海鮮丼のセット)と日帰り温泉した。レストランや温泉からも海の向こうに北海道が見える。ホテル竜飛しか営業していないがここは居心地のいいところだった。ホテルの真下に青函トンネルが通っていて、ロビーに新幹線が通過するときに天井の照明が7色に変わってお知らせしますと書いてあった。残念ながら滞在時間の間には新幹線は通らなかった。

帰りはじめると運転していて眠くなったので、義経海浜公園海水浴場の駐車場に車を止めて一休み。平泉で義経最後の地も見てきたので、ここまで義経来た伝説はぴんとこない。その後、外ヶ浜町のスーパーでも休憩して(疲れているな・・・)帰りは少し内陸側の国道280号ではなく陸奥湾沿いの道(こちらも国道280号らしい)を通ったが関係者以外立ち入り禁止の漁港が多く立ち寄るような場所を見つけることができなかった。

17時30分にレンタカーを返して新幹線のチケットを購入。どこかに入って夕食にするほどの時間はなかったため駅弁を買おうと思い改札内に入ると閉店直前でお弁当は売り切れていた。おにぎり、パン、お菓子は売っていたが新幹線の車内販売を期待して、お菓子と飲み物だけ買って新幹線に乗る。ところが新幹線の車内販売は中止されていてかなり残念な結果になってしまった。新幹線は3時間後にスタート地点の新白河を通過。昔、2日間の旅ランを新幹線30分くらいで通過されてショックだったけど、今回はさすがに時間かかったな。都内についても緊急事態宣言でお店はやっていないので何も食べずに帰宅。

旅ランというには大変すぎたが(かといって楽だとおもしろくないかも)もし次の機会があれば今度は三陸側を走ってみたいと思った。三陸側はかなり難易度が高そうだけど(ルートや宿泊施設の問題)。あとはみんなで奥州街道600kmを競争してみたらおもしろそう(誰かやりませんかー?)